◆タイの文化、タイの習慣、タイの常識・非常識・・・タイ文化理解、タイ国際交流のための、とっておきのお話を集めました。どれもこれも、誰もが普通の日常生活の中で体験し、感じる事ばかり。
「こんな時、タイ人はどうするの?」「これって日本では常識だけど、タイでも同じなの?」
「タイ人・日本人のここがおかしい!」などなど、タイであなたが経験した不思議がこれ
を読めば解決できるかも!
◆またあなたが感じるタイと日本の異文化、を是非教えて下さい。良い、悪いは問いませんので、どんどん教えて下さい。 またこうした方がいいよ、と思っていることもあれば教えて下さい。
こちらからお寄せ下さい。お待ちしております。 
 
 
コラム&エッセイ タイのお話
電話のお話 (その2)

「わたくし藤崎と申しますが、大兼さんいらっしゃいますか?」 電話をかけたとき日本ではこのように、まず自分の名前を名乗ってから、相手にたずねますよね。 しかしタイでは、いきなり「ティーナン、ティーナイ?」(そちらはどこ?)と聞くのが普通なのです。 そして名乗らないまま、「?さんいる?」と続けます。

私は日本にいることが多いので、たまにタイにいると、以前は不思議に思わなかったことにも、戸惑いを感じるようになりました。 これもその一つで、最初から「そちらどこ?」と言われると、「"どこ?"って、自分はどこにかけたつもりなんだ、まず名前を名乗れよ」と言いたくなってしまいます。

また反対に日本で電話をしていて、変だなあと思うこともあります。 例えば、私が女性の家に電話をかけて、彼女のお父さんが電話に出たとします。 私が自分の名前を言って、「A子さんいらっしゃいますか」とたずねると、お父さんはすぐには娘にかわらず、まず「どういった御用件でしょうか」と聞いてきます。

仕方がないので、私はこういうもので、こういう用がありまして、と説明すると、 「A子、でんわ」 それだけです。 用件を言わせておいて、娘にそれを伝えるわけでもない。  まあ、これは日本の電話の習慣ではなくて、父親の常識なのかもしれませんね。
 

タイのお話」 
タイ・ランゲージ・ステーション/TLS出版社

http://www.tls-group.com/